住宅の性能については、各住宅メーカーがバラバラの表現をしているので、よく分からないかもしれません。
そんなあなたに、【住宅性能表示制度】があります。
国土交通省が作った住宅性能表示制度は、住宅に必要な基本性能を【10区分】に区分し、 それぞれ “等級”という形でランク付けし、分かりやすく、かつ色々な建物の性能比較を 可能にしたものです。
また、この方法による建物の評価(住宅性能評価)は必ず第三者機関が行う、公正かつ信頼性の高いものです。
(イ準耐火建築物は表示等級を取得できない場合があります。)
上記7項目で最高等級を取得しています。
住宅性能表示<住宅性能評価書項目:耐震性能>
地震や風の力が加わった時の建物全体の倒壊・損傷のしにくさを評価します。
住宅性能表示<住宅性能評価書項目:火災時の安全に関すること>
火災の早期発見のしやすさや建物の燃えにくさを評価します。
住宅性能表示<住宅性能評価書項目:劣化の軽減に関すること>
建物の劣化(木材の腐朽等)に対する対策を評価します。
住宅性能表示<住宅性能評価書項目:維持管理への配慮に関すること>
給湯給排水管とガス管の日常における維持管理のしやすさを評価します。
住宅性能表示<住宅性能評価書項目:温熱環境・エネルギー消費量に関すること>
外皮(外壁、窓など)の断熱性能に加え、設備の性能や創エネルギーを総合的に評価します
住宅性能表示<住宅性能評価書項目:空気環境に関すること>
内装仕上げ材、下地材のホルムアルデヒド放散量の少なさ及び換気装置の有無を評価します。
住宅性能表示<住宅性能評価書項目:光・視環境に関すること>
日照や採光を得る開口部面積の多さ及び方位ごとの割合の分布(比率)を評価します。
住宅性能表示<住宅性能評価書項目:音環境に関すること>
外部からの騒音の遮断程度として、居室のサッシ等の遮音性能を評価します。
住宅性能表示<住宅性能評価書項目:高齢者等への配慮に関すること>
住宅内の移動の安全性及び介助の容易性、すなわちバリアフリーの程度を評価します。
住宅性能表示<住宅性能評価書項目:防犯に関すること>
住宅の開口部を外部からの接近のしやすさに応じてグループ化し、 その上で各グループに属する全ての開口部について、防犯建物部品を使用しているか否か、階ごとに表示します。